首 KUBI
北野武監督 「首」を見ました。 良い点 ①信長が自分の後継者にすると言って、部下を働かせるのは、オリジナルティに溢れていた。 ②役者さんの演技が総じて高い(有名な人が多い) ③キャラの個性が強く印象に残る。※今までにないキャラ設定もあり面白い。 ④本能寺の変を描くものは、常に明智光秀の精神状態の異常性を見せないといけないが、その見せ方が秀逸だった。 ⑤羽柴秀長も丁寧に描かれていて良かった。 ⑥戦のシーンがかっこ良い。お金がかかるから北野武監督しかできないと思う(大河もいまはできない) 悪い点 ①最初の武将がいるシーンでの名前のテロップが微妙(全員の名前がないし、その後出てこない人物の名前もある) ②すでに織田信忠が家督を継いでいるのに、家臣を後継者にするというのは、納得できない。 ③映画だと難波茂助がいる意味が分かりづらい(原作だと意味が分かる) ④難波茂助を出すのが、昔の大河みたいな印象を与える(昔の大河は主人公と市井の人のダブル主人公にすることが多い) ⑤曽呂利新左衛門が途中で死ぬ(原作は生きている。史実も生きている) ⑥信長の加瀬さんはとても演技が上手かったけど、周りの役者さんより若く、史実との違和感があった。 総じてとても面白い映画であり、くすりと笑うところもある楽しい映画である。また観たいと思わせるものだった。