書評 百器徒然袋 風  京極夏彦

 書評 百器徒然袋 風 


 おはこんハロチャオ!!カノンさんですよ!!

 百器徒然袋は「雨」が第一巻でこの「風」が第二巻となります。

「五徳猫」「雲外鏡」「面霊気」の中編、三篇が載っています。

 ワトソン役は前回と同じ、人物となります。前回のラストで本島ということはわかってますが、今回は榎木津礼二郎に名前を呼んでもらえるでしょうか?

 そして、五徳猫には、人気キャラの奈美木セツがでます。セツは「女郎蜘蛛」が初出演で、その後「鵺の碑」と中編の「五徳猫」と短編の「蛇帯」と多くの作品に出てきます。

 このセツは明るく口がよく回り、直感にすぐれた周りを明るくする人物です。この人物のお陰で暗い話しも、救われることが多いです。

 京極堂シリーズは脇役もいい味出している人物がおおいので、外伝が多く出される理由の一つでしょう。

 物語は以前の「雨」のほうが良質のミステリだったでしょうが、今回の「五徳猫」は複雑な登場人物の性格をわかりやすく書いているので、読書初心者にも優しい小説となっています。


コメント

このブログの人気の投稿

『2666』ロベルト・ボラーニョ|第二部の感想と考察

『親衛隊士の日』ウラジーミル・ソローキンを読んで

『ならずものがやってくる』 ジェニファー・イーガン